📘『子どもの“もどかしさ”の正体と、育ちの土台』
──「努力不足じゃなかった」
  「“育ちの土台”に気づいたら、子どもが変わり始めた」

このシリーズでは、子どもの「できない」「続かない」「うまくいかない」の奥にある、“身体の土台”についてお話していきます。

がんばっているのに思うようにいかない──
そんな“もどかしさ”の影にある「育ちの土台」に気づくことで、子どもを見る目が変わります。
「身体の仕組みには、こんなこともあるんだ」
と知ることで、お母さんの心にゆとりも生まれると思います。

📘第1回「朝、起きられない」その理由、怠けだけじゃないかもしれません。

「また今日も起きられなかった…」
「学校に行く時間なのに、体が動かない」
そんな子どもの姿に、ついイライラしたり、心配で胸がざわついたり──
そんな経験はありませんか?

でもそれは、“根性がない”わけでも、“気合いが足りない”わけでもないのです。

実は、脳や神経がまだ“勉強や社会生活に適応できる状態”まで育っていない、つまり 「育ちの土台」が整っていない可能性があります。

たとえば…
• 目覚ましをかけてもなかなか起きられない
• 起きても体が動かず、週の半分は遅刻や欠席
• やる気はあるのに体がついてこない
• 声をかけても反応が鈍い、すぐふさぎ込む

こういった状態には、「原始反射(げんしはんしゃ)」という乳児期に必要だった体の反応が、思春期以降も残っていることが関係している場合があります。

📌 和泉塾の卒業生のお母さまから寄せられた実際の体験談より

高校3年生の娘さん(和泉塾の卒業生)は、学校に遅刻約50日・欠席40日以上。
ひどい時は30時間以上眠り続け、呼吸しているのかも心配になり、確認するほどだったそうです。

大きな病気があるのかもしれないと、いくつもの病院を回っても大きな病気はなく、最終的に「起立性調節障害」と診断され、「日々の生活リズムを整えてください」と言われただけ。

お母さまは「もうどうしたら…」という思いの中で、和泉塾がお伝えしていた「お母さんのための原始反射の統合ワーク」に参加され、統合ワークを学びました。

寝ている娘さんに、毎日お母さんの手でケアを継続(約4ヶ月)。
すると統合ワークを始めて1ヶ月くらいで少しずつ、自律神経が整い、朝起きられる日が増えていきました。

その後、無事に受験を乗り越え大学に合格。
今では他県で一人暮らしをし、自分で起きて学校へ通い、アルバイトやサークルも楽しんでいるそうです。

🌟 結論:もどかしさには、必ず「理由」がある

「やる気がない」「怠けている」と決めつける前に、
“身体の仕組み”や“育ちの土台”に理由があるかもしれないと、知っておいていただけたらと思います。

お母さんのまなざしが変わると、子どもに届く言葉も、声かけのトーンも自然と変わります。
何よりお母さんの心にゆとりが生まれます。

まずは「こういうこともあるんだ」と知ることから。
それが、子どもが自分らしく生きられる力につながると思います🌱

📘次回は──
『集中できない子の“本当の理由”』についてお届けします。
どうぞ楽しみに☺️